FIREとキャンピングカー

40代でFIREを達成し、キャンピングカーを購入。2つの相性はいかに!?

人生(お金)の転換期 その2

前回の記事に続きお金の転換期の話しです。

その1では結婚後に出会った1冊の本でした。

 

お金の転換期その2

 

転換期その2は不動産の購入でした。

不動産といっても収益物件で大家になったわけではなく、一般的な自宅物件購入でした。

住宅街のイラスト(背景素材)

2011年結婚後、すぐに戸建購入を検討。2012年3月に引き渡され、引っ越しました。

幸いある程度頭金はあったものの、おおよそ4,000万円の住宅ローンを組みました。

今でも結婚から購入まで早かったと思っています。

30代前半とはいえ35年ローン、4,000万円の借金。

2013年の年賀状にはこう書いたのをよく記憶しております。

 

「住宅ローン始めました。」

 

妻も働いていたこともあり、4,000万とはいえオーバーローンとは思えず気軽にローンを組んだのを覚えています。

 

さてこのローンですが、その後約7年で完済いたします。

これは繰り上げ返済で終えたのではなく売却による完済でした。

 

2017年に私の勤め先が変わり、購入した住宅からですと朝7時には家を出る必要あり。

会社は都心のため全区間満員電車。。。

これに耐えきれず2018年秋に三井のリハウスさんに売却査定をお願いしました。

当時は不動産価格が緩やかに上っている状況が続いており購入価格から600万程度の減で売却できるという目処が立ちました。

 

7年住んで600万ですので、売却手数料やそれまで払ってきた固定資産や住宅ローン減税など考えても年間120万円。月換算なら10万円程度で家賃価格で持ち家に住めた計算となります。

 

それであればと売却実行。またこの時期にはFIREと言わないまでも60歳まで働くことはないだろうなぁっという思いもあり、引越し先は不動産価値が落ちにくい売却前提の物件を探しました。(賃貸という選択肢は不思議となかったです。)

 

結局2019年春に勝どきの駅近マンションを購入、引っ越し。

タワーマンションで有名な勝どきですが、購入した物件は10階程度の築浅マンションです。

 

その後はFIREする2022年7月までこの物件に住み、7月には福岡の戸建(こちらも購入)に引っ越しました。

勝どきのマンションは3年と少し住んでましたが、売却価格は購入時・売却時の手数料を考えても300万程度プラスで売ることができました。

 

これは単純に300万儲かったというだけでなく、3年間の家賃(返済)すら0円であったということです。

本来かかる月10万円の家賃(返済)が3年分まとめて返ってきて、更に300万もらえる・・・。トータル660万ほどのプラスという考えすらできます。

 

この住替えによって資金を短期で増やすことができ、FIREを決断することができました。

 

持ち家VS賃貸 は結論でない迷題(?)ではありますが、我が家には持ち家が結果的に正解であり、住み替えがFIREへの大きな転換期でした。

 

ちなみに現在の福岡に購入した戸建ては築40年を超える物件のリフォーム物件。

資産価値は0になってもしょうがないような価格での購入です。

 

資産価値としては勝どきマンションとは対極ですが、自分なりの資産の考え方としてはどちらも同じです。

 

不動産を価値で判断し、

価値あるものには(大金)を投資。

価値が低いものには、ごく小さく投資。

 

 

さてお金の転換期の話しを2回に分けて記載しました。

どちらも共通するのは、その時には重要なポイントであると認識できず、後になって気づくものであったということです。

死にそうな経験で人生観が180度変わった! という人もいるかと思いますが、のんびり生きる私は鈍感であったのでしょう。

ただどちらも「自ら行動を起こした」と言えるのではないでしょうか。