DXで変わる娯楽
2022年4月にFIREを達成し、現在セミリタイア中です。
昨日将棋・王将戦第二戦が開催されました。
羽生先生はタイトル通算100期がかかる重要な対局です。
将棋はコマの動かし方しか知りませんでしたが、ここ2年ほど前からよくAbemaで観戦しています。
観戦し始めた理由は忘れましたが(テレワークと相性が良かった疑惑)、観戦を続けている理由はあります。
藤井聡太竜王(5冠)の活躍を目にしたからというのもありますが、大きな継続理由は現局面(現状)の見える化が一番の理由です。
※Abemaさんの放送画面。局面はA級順位戦。
正直ど素人のワタシではどちらが有利な局面なのかは終盤でも分かりません。
2年前と今を比べても正直分かりません。
ただAbemaさんと将棋AIの多大なる努力のお陰で、私でも局面理解ができるのです。
例えば今の局面は、
状況としては若干菅井8段が優位。ただ大きな差はなく、Bestと2番目以外の指してを指すと、形成は互角から藤井竜王に振れる。
と言った具合です。
終盤だとBest以外はすべて逆転。なんて局面も全く珍しくありません。
一手一手の緊張感を私でも味わうことが出来るのです。
このように見える化が進んだことによって、素人でも楽しく観戦出来るようになったのです。
実際私のような見る将(将棋を指すことはなく、見て楽しむ)はいっぱい増えたと思います。
AIは棋力上昇ツールだけでなく、万人受けできる競技へと昇華することが出来たという素晴らしい事例だと思います。
見える化といえば他にも印象的なのが、競泳の世界記録を表した動くラインのようなもの。
これも見える化の技術だと思います。
DXとARを活用し、臨場感をかなり増したと思います。素晴らしすぎます。
仕事の場ではDXは叫ばれつつも、多くの企業にはSaaSを利用する程度で終わっていると思います。
ただ趣味や娯楽の世界では、より革新的なDXが進んでいるんだなと実感出来るものです。
今後も新たな技術で、今まで興味を持たなかったことが新たな趣味となる日が来ることを、FIRE生活者は強く強く祈っています!
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