年賀状作りとプリンター EPSONの罠
2022年4月にFIREを達成し、現在セミリタイア中です。
以前年賀状を半分ほど断捨離したと記載しました。
我が家の年賀状は完成し、無事元旦に届く期限内に投函できました。
昨日健康診断の後、車を返却しに実家に行ったところまさに年賀状作りの佳境を迎えていました。
実家の方も一部年賀状を抑えていこうと10枚程度は削ったようです。
さてその実家の年賀状作りですが、残り数枚というところで事件が起きました。
プリンターがエラー表示で止まってしまったのです。
エラー内容は、
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。」
プリンターの操作液晶パネルにこれが表示され、一切の操作を受け付けなくなりました。
EPSONのプリンターだったのですが、調べるとEPSONにはあるあるの表示のようで、これが一度表示されるとなんらかの対処を実施するまですべての機能が停止するとのことでした。
プリンターはスキャナーも兼ねていますが、スキャナー機能も利用できずおおきな文鎮の出来上がり。
対処方法を見ると、正規の手法だとサービスに連絡し有償で作業を行うものでした。
金額はサイトによってまちまちでしたが、5,000円から10,000円といったところ。
送料込みなのかとても気になるところですね。
さて結局このエラー何かというと、インクの漏れ?を受けるボックスがあるのですがその中がいっぱいになっているとのことです。
調べれば自分で交換は出き(自己責任)、早速ボックス内にある吸収パッドを化粧品のコットンに入れ替えました。
ドライバー1本で作業でき、ネジ10本程度外すだけです。
ただこれで作業は終わりというわけでなく、エラー表示自体は消えずに相変わらず利用できません。
エラーを消すために公式サイトからエラー解除用のツールをダウンロードし実行しました。
このツールですが利用は1度きりのようで、次回表示されると解除できないようです。
何度も使える海外有償ツールもあるようですが、まずは公式のものを利用しました。
ただこの公式のツールもかなりめんどい仕組みになっており、EPSONのWEBサイトで会員登録と製品登録必須。
操作するPC側にEPSONのツールインストール必須。
さらにプリンター用の正規ドライバーのインストール必須。
(Windowsはある程度汎用ドライバーを持っているので、正規ドライバーインストールなしでも今まで動作していたが作業には正規ドライバーインストールが必須でした)
ここまで準備してやっと解除ツールが使用でき、無事解除できました。
廃トナーボックスですが、センサーで検知しているようなものでなく一定の印刷回数で自動的にロックされる仕組みのように見えます。
カウンターは8,000ちょいのように見えますが、1枚1カウンターは不明です。
購入から4,5年くらいで表示されたということなので、同じくらい使えるのであれば次表示されたときには買い替えなのかと思います。
ただしカウンターリセットが0まで戻っていればのお話しです。
この廃トナーボックス問題、印刷機能はともかくスキャナー機能も使えなくなるのはどうなんですかね。ちょいと前に海外で問題になったきもしますが日本側の対応が変わることはないのでしょうか。
ただでさえ評判の悪いインク商法。
時代に沿った対応をしていただけるとありがたいものです。