退職後の開放感はなかったけども ~つながらない権利~
2022年4月にFIREしました。
憧れていたFIREしてですが、4月の最終出社日には開放感がほぼなかった話しを前の記事で書きました。
最終出社日には開放感なかったものの、あるタイミングでは最高に開放感を味わった瞬間があります。
もちろん退職を決めた後の日ではあるんですが、それは4月1日でした。
退職まではまだ2週間程度ある4月1日でしたが、私はここが一番開放感を感じた瞬間だったと今でも覚えています。
年度が変わり役職を退いたのが4月1日というのも関係はするのですが、役職以外に明確に変わったものがあったのです。
それは、
障害連絡が来なくなる
です。
つまりこれは会社支給の携帯電話を気にする必要がないということです。
入社してすぐに携帯(当時は携帯+ダイアルアップ通信カード)を持たされて、はや20年強。
ず~~~っと携帯とともに過ごしてました。
初めてスマホにしたのも会社携帯が先というくらい、会社携帯を持っていました。
当然持つだけでなく、24時間深夜問わず急に連絡入ることがあります。
15年ほどは週1,2くらいの頻度で連絡があり、深夜に起こされることもよくありました。
幸いその場の指示や確認程度で完了する連絡が多かったですが、場合によってはそこからがちがちの障害対応を行うことも。
今でも覚えているのは新人であった1年目の誕生日は日曜日だったのですが、朝から障害連絡が入り出社したのを覚えています。
サーバー室で誕生日過ごしました。。。
管理職となってからも、担当からの障害連絡や誰も電話に取れなかった場合の最終連絡先としてかなりの頻度で時間外・休日・深夜など対応しておりました。
これが4月1日に管理職を退き、担当としても2週間なので連絡先としては入ることはなかったため、実質連絡くることはない日となりました。
その後、最終出社日に携帯を返却しましたが、その夜からは寝室に携帯を1個しか持っていかなくてよくなりました。
枕元には個人携帯のみ。
20年以上続けたルーティン、寝室に行くときに2つ携帯をもっていくが変わった日でした。
欧州ではつながらない権利を主張されていますが、日本も是非に勧めてほしいと思います。