FIRE後の経済ニュース感覚
2022年4月にFIREを達成し、現在セミリタイア中です。
このところ経済ニュースは日銀総裁の人事が話題となっています。
長く続いた大規模金融緩和を継続するのか出口を探っていくのか。
次期総裁によっては大きな転換期が来るかもということでしょう。
さてこのような金融に関するニュースですが、リタイア前よりもリタイア後のほうが敏感に捉えています。
FOMCであったりCPIであったり、今回のようなニュースであったり。
現役の時はFOMCもCPIも気にしたことはありませんでした。
日々忙しかったというのもありますが、毎月給与というキャッシュフローがしっかり確立されて、自身の家計・経済は安定していたからです。
現在も妻が働いていますので、フルリタイアよりは全然楽なのでしょうがそれでも現役自体とは比べ物にならないくらい日々の相場にやきもきしております。
2022年は株式相場が悪かったことも大きく影響していると思います。
現在の私の投資方針はキャピタル。(配当金がない)
退職金とマンション売却益で配当金がでるETF(VOO)を購入したので、少しだけ配当金が入るようになりましたが、あくまでキャピタルなETFなので配当金は少ないです。
株式相場がよければキャピタルでも精神安定して過ごせているのだろうと思いますが、長くFIRE生活を続けるには不安定さはこころにきます。
新NISAの成長調子枠(いわゆる今の一般NISA枠)では高配当ETFをメインに据えてみようかと思っております。
当然新規で購入できる現金は僅かなので、現行の投資信託を売却することになります。
資産形成期キャピタルで全く問題ありませんでしたが、いざFIREして取り崩しを考えるとキャピタルだけが正しいとは思えない状況です。
いかに精神安定して過ごせるか。
最大効率が必ずしも正解でないことは経験しないと実感できないのかもしれません。
株式投資の出口戦略の難しさを1年目から実感しつつ、早く修正できる新NISAという機会をしっかりと活かしたいと思います。
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