生涯有給消化率の差による実働時間
2022年4月にFIREを達成し、現在セミリタイア中です。
一つ前の記事で、私の生涯有給消化率は97%だったという話しをしました。
20年数年のサラリーマン生活の総有給数が約500日という計算でした。
しれっと500日としてますが、これって相当多い日数ですね。
単純に定年まで働くとすると、おおよそ倍の1,000日が総有給休暇数になると思います。
これを有給消化率を掛けて計算すると、
前提:サラリーマン生活を40年とし、総有給休暇数1,000日とする
有給取得率
100% 1,000日消化。実質4年間を有給。36年働くことになる。
50% 500日消化。実質2年間を有給。38年働くことになる。
0% 0日消化。40年そのまま働くことになる。
1,000日も有給があると、実働で4年分もの差が出てしまいます。
私はこの半分の20年程度のサラリーマン生活でしたが、485日ほど有給休暇を取得しましたので実働で考えると、約2年は有給取得。
つまり18年間分働いたことになります。
もちろん有給は翌年までしかキャリーオーバーできません。よって当年で取れる最大数は50日(+特別休暇があれば)なので2年まるっと休むことはできません。
有給休暇は労働者の権利ですが、職場によっては取得し辛いのは事実でしょう。
ただしFIREを目指す民であればしっかりと有給休暇を取得してそうなイメージです。
年度末になると「残り有給少ないなぁ」とか、「病気できない」とか、「あと何日行くと復活するからこれで今年も逃げ切った」などと思っていたものです。
一般的には健全な考えでないですが、労働者目線だと健全だとも言えます。
常識を疑えとは誰かの言葉ですが、人と同じことをするだけではFIREに到達できないものです。
変わり者と常識人の狭間を揺れ動きながらFIREを目指しましょう。
気が向いたときに下をポチッと