退職のお勧め時期
2022年4月にFIREを達成し、現在セミリタイア中です。
私は昨年4月の中頃に最終出社日を終えてそこから有給休暇に突入し6月末に退職しました。
退職時期は人により様々だと思いますが、それでも一定のパターンやお勧めの時期があります。
今回は退職時期によるメリット・デメリットを5段階評価で考えてみます。
前提として4月に会計年度である会社を想定しています。
1.12月末退職
収入面:5
税金面:5
有給面:4
社会性:4
総合評価:5
年末は誰もが区切りになる時期です。3月の年度末にも近く退職時期としては周りの人にも納得できる時期です。(社会性4)
収入は12月のボーナスをしっかり受け取ることができます。(収入面5)
また退職後に発生する税金も翌年のみが高い住民税を払えば終わるので極めて管理しやすいです。(税金面5)
加えて年末調整も会社で実施するので確定申告もいらない可能性があります。
有給消化の面でも、新年度から9ヶ月程度あり無理なく消化できるでしょう。
総合的評価は5となり、もっともお勧めできる時期です。
全体的に極めてバランスが取れた退職時期ですので、軋轢なく無難な退職を目指すにはいい時期と言えます。
2.3月末退職
収入面:3
税金面:4
有給面:3
社会性:5
総合評価:4
いわゆる年度末退職です。年度が切り替わる一番わかりやすい時期ですし、定年
退職者もこの時期ですので周りに紛れることもできる時期です。
社会性は抜群です(社会性5)
反面収入はボーナス後3ヶ月は働いているため、若干のもらい損が発生(収入面3)
税金面は該当年度の住民税は残りを給与天引きで終わらせることができるので楽。
ただし住民税は当年は1年分、翌年は3ヶ月分発生するので多少手間(税金面4)
有給消化は1年経ってるので消化自体は簡単ですが、4月になると新たに有給が
付与されることを考えるとマイナス評価です。(有給面2)
総合評価は4で社会性を何よりも重視し、揉めることなく退職したい方に
おすすめの時期です。
3.6月末退職
収入面:5
税金面:2
有給面:5
社会性:1
総合評価:3
私はこの時期でした。
収入面は12月退職と同じくボーナス直後ということでもらい損なし(収入面5)
反面税金はその年度の住民税がかなり払い残っている上に、翌年度も半年分の
住民税が発生。年末調整も行われていないので退職年から確定申告必須です。
(税金面2)
有給面は退職年度の有給を強い意志で使い切れば満点です。(有給面5)
実際私は前年分と当年分合わせて50日の有給を一気に使い、2ヶ月以上の有給を
退職日まで使いました。
反面、会社からは厳しい態度を取られれます。(社会性1)
そもそも取得させてもらえないまでありますし、私も2回上司に断られましたし
上司の上司にも非常識と言われた上に、新規プロジェクトに加入させられそうに
なりました。(ようは有給を使わせない)
強い意志で有給を取りきってそのまま退職しましたが、まぁ円満ではないですね。
総合評価は3としました。
個人的には12月まで退職を耐えれるなら12月がお勧め。総合評価と異なりますが3月は有給面・ボーナス面で全くお勧めしません。
3月まで耐えるならもう1ヶ月ちょい耐えて6月退職を勧めたいところです。
ただしあくまで有給が20日以上もらえるような会社の場合の話しです。
あまり有給がないのであれば時期を気にせず退職するのも問題ないです。
ぜひFIREを実行する際には参考にして下さい。
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